「いつか当事者間のネットワークハブになる」 byかおらべ

はじめましての方もそうでない方もこんにちは!かおらべと申します。
わたしはADHD由来の双極性障害II型の当事者です。
男子2人の母でもあり、障害クローズで就労している会社員でもあります。

のこ美ちゃん
こんにちは!よろしくね!

1. かおらべの人生

1.1 幼少期ー両親は反面教師

1982年、東京生まれ。アルコール依存症で多分双極性障害I型だったと思われる父と、気分の起伏が激しくて同じく躁うつ気質の母との間で、家族の安定を図るべく優等生を演じていて、自分はいわゆるアダルトチルドレンってやつだな、という自覚を早くから持っていました。

のこ太
”いい子”でいなければいけなかったんだな・・・
のこバブちゃん
辛いバブー!

10歳の時に両親は離婚。それを拒んだ父が新聞紙に火をつけてわたしたちを脅したことは忘れられません。それから何故か小学校を卒業するまでは父親と同居するというよくわからない状況にありました。

のこママ
火をつけて脅した!?
のこ助さん
尋常じゃないな・・・

父はいつもぐだぐだと酒を飲んで寝ていて、母が家計を支えていました。
それを見ていたわたしは、「両親は反面教師」という思いを幼い頃から持っており、
「自分はこうはなるまい、食いっぱぐれない職について、早く結婚して幸せな家庭を築こう」
ということをひとつの人生の目標として持つようになったのです。

1.2 高校時代ー食いっぱぐれないの実践

高校1年生、都立の進学校に在籍していたわたしは、「食いっぱぐれない」を実践するために2つの行動に出ます。
1つ目は、文系から理系への転身。「IT系に進めば食いっぱぐれないだろう」という思いから、数学で赤点を取るくらいだったのにも関わらず無謀な決断をしました。

2つ目は、ファストフード店でのアルバイト開始。引っ込み思案だったわたしですが、アルバイトにはのめりこみ、どんどんとランクアップしていきました。

大学受験を控えた高校3年生の夏、まだアルバイトを続けていたわたしは担任の先生に呼び出され「いい加減にしなさい」と叱責され、泣く泣くアルバイトを休業します。
逆に、これが問題行動に発展してしまい悪影響だったのですが…。

そんなこんなしていましたがなんとか無事中堅私大の理工学部に合格。入試時も数学はさっぱりわからず、得意な物理と英語だけでなんとか受かったようなものでしたが、なんとか食いっぱぐれない人生の第一歩を踏み出せました。

のこ蔵さん
頑張ったんだね!偉いぞ!!

1.3 大学(学部〜大学院生)時代ーマジメとフマジメの間で

大学に入って、属性が近しい友だちがたくさんでき、今まで抱えていた孤独感が一気に解消されました。
入学当初は高校時代に引き続きファストフードでのアルバイトに勤しむ割とフマジメな学生でしたが、大学3年の冬、第一志望の研究室に配属されたのを機に、マジメに研究に没頭するようになります。
教授から浴びせられる期待は承認欲求を満たし、研究パートナーたる親友もできました。

各種企業でシステム開発系のインターンシップの経験を積み、楽しい気分でいっぱいでした。

そして教授の勧めで、まったく予定していなかった大学院への進学を決めます。
ひとり親家庭のひとりっ子としては、早く就職して母を助けたい(反面、母から逃げたい)思いもありましたが、自分のアタマで考え仮説を立てて検証するという研究プロセスの楽しさに夢中になっていたので、押し切りました。ちなみに母は反対しませんでした。

そんな順風満帆かと思われた研究生活でしたが、大学院修士1年の冬、亀裂が入ります。

「君は民間企業ではやっていけないから博士課程に進学しなさい」

という教授からの言葉。

今まで教授から承認されることで自らを満たしていたわたしは、自分自身の存在を否定されたように感じてしまいました。

のこ美ちゃん
なんてデリカシーのない言葉なの!ひどいわ!

この言葉がきっかけで2ヶ月ほど布団から出られなくなってしまいました。

春が来て、やっと起き上がれるようになったころ、
「これは病院で見てもらわなくては」
と思うようになり、心療内科の門を叩きます。

そこで下った「うつ病」の診断。

投薬治療が開始されました。

1.4 就職→結婚→第一子出産→転勤

この事件がきっかけで、研究室を変わることになりました。
幸い、近しい研究をしている先生が「うちに移りなよ」と言ってくれ、
修士2年に進級と同時に研究パートナーと一緒に移動することができました。

そしてうつで低空飛行を続けながら、就職活動。

幸い、無事に内定をいただくことができました。
また、大きなプロジェクトに自分の提案が採択され、
一気にハイテンション!!!!

今考えるとこれ以後の時期はハイテンション=軽躁状態でした。

軽躁状態は社会人になっても続きました。
会社同期と遠距離交際をはじめ、交際1年未満で結婚。

すぐに第一子を妊娠したため、うつ病の治療薬はストップ。
そんな状況でコンディション上下しながら産休に突入、
出産して産後はうつとまではいかないまでも低空飛行。

そして、遠距離結婚状態だったのを、子どもの出生に伴い解消するべく、
転勤させてもらいました。女子に優しい会社で良かった。。。

のこママ
会社の理解って大切よね・・・。理解があってよかったわ!

1.5 転機:第二子の断乳

その後、なんとか新天地でやっていましたが、夫は週4日出張で不在。
完全ワンオペに耐えかねて、東京から実母を召喚しました。

仕事もあったし、東京から出たことない人なのによく来てくれたなあと、今では感謝しきりです。

そうして2年ほどした後で第二子を出産しました。

なんて表現したらわからないですがすごくいい出産だった!と至極感動しまして。
…そこからは産後ハイに陥りました。

産後は3ヶ月で仕事復帰。
必然的に断乳(授乳を止めること)も早くに迎えました。

そうしたら…。今後はPMDD(月経前不快気分障害←PMSの重症版)に陥りました。
月の半分はイライラが止まらない。

それを治療できる医者を求めて転医し、
そこで双極性障害の診断を受けました。

のこバァ
大変だったねぇ・・・

1.6 そして、いま

そこからも何回かの転医を続けて、今は自分に合った処方に巡り会えて比較的安定しています。

2. どんな障害を抱えていますか?

ADHDと双極性障害II型です。

2.1. いつから障害を抱えているのか?

うつ病の治療を開始した初診は2006年、
双極性障害の治療に切り替えたのは2013年になります。
この切り替わりを契機に、自立支援医療制度を利用開始し、障害者手帳を取得しました。

障害年金の申請は初診時が学生だったので、障害基礎年金2級を目指す必要があり、知人に紹介してもらった社労士さんにも相談したのですが、条件的に難しいと言われ断念しました。

ADHDが判明したのは、2016年。拭いきれない生きづらさを払拭したくて受けた知能検査にて。
「双極性障害はADHDが由来のものかもしれないね」という医師の言葉に救われたのを覚えています。

2.2. どのような症状?

軽躁時はとにかく軽率に行動してしまう。特にお金遣いが荒くなります…。
あとはイライラ躁の傾向があるため、周囲に当たり散らさないよう頓服飲んで寝ます。

うつの時は、頭が暗雲がかかったように重くなり、頭の回転が鈍くなる、なんでも悪いように考える、焦燥感などの症状が出るため、やっぱり頓服飲んで寝ます。

3. 障害でこれまで大変だった事

就労継続が困難

これが第一です。
新卒で入社した会社は2回の産休・育休を挟んで5年在籍。それ以後、6ヶ月以上の就労継続が困難な実情です。

今は、現在在籍中の職場に長く勤めることが第一目標になっています。

のこパパ
応援してるぞ!

4. 今現在どんな治療を行なっている?

心療内科のクリニックに月一回通い、気分安定剤を中心にした投薬治療を受けています。
また、カウンセリングルームにも月一回通い、ストレス解消や気づきを得るなどしています。

5. わたしの日々の過ごし方(平日編)

朝は5時から6時の間に起きて、一連のルーチンをこなす。
習慣管理アプリ「Productive」(有料プラン)がお役立ち。

勤務地が家から徒歩数分なので、こどもたちを見送ってからも小一時間のんびりしています。

起床時間・就寝時間、気分をアプリ「うつレコ」で記録。
わたしの場合は睡眠不足が顕著に気分に影響があってわかりやすいです。

9:30〜18:00頃まで仕事。
外回りなどもあるので気分転換になります。
緊張する場面もありますが、頓服飲んで乗り切ります。

こどもたちと夕食を取って、どやしつけながら宿題をさせて(笑)こどもたちと一緒に寝てしまいます。

6. 今の目標

1.ゆるく安定飛行
この病気とは一生のお付き合いだなとは思っています。寛解…とまで行けたらなおよしですが、薬飲みながらうまく気分と体調の波を乗りこなしたいです。

2.安定した就労継続
はたらくについてはいろいろと悩みは尽きないのですが。長くはたらくことが今最大の目標です。

3.いずれは当事者同士のネットワークハブ…のお手伝いができたらいいな
いくつかの当事者会やオフ会に参加させていただいて、ピアサポートの重要性、必要性を強く感じています。もともと人同士をつないで面白い出会いを作るのが好きだったので、そんな、ハブ的な役割にいつかなれたらいいなと思っています。

のこ太
素敵だね!是非協力していこう!

7. 繋がろう!!

Twitterでバイポーラな日々を発信しています。お気軽にフォローしてください。

ブログは今は写真(電車や無機質なもの)をメインコンテンツに発信中。たまにメンタルヘルスねたも掲載するかも。
「Kaorabe*ism」 https://kaorabe.com/

ここまで読んでくださりありがとうございました!かおらべでした。

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